マイホームで一番失敗したくないのは「間取り」ですよね。
しかし、建ててから後悔することが多いのも間取りです。
僕も住宅資材商社での経験から自信を持って決めたマイホームの間取りですが、やはり後悔しているポイントはいくつかあります。
家具や家電なら買い換えれば良いですが、間取りは建てた後では変更が難しいです。
難しいというか、リフォームをでもしない限りほぼ無理です。
変更ができないので後悔は長く続きます・・・。
我が家は子供が生まれる前に家を建てたので、子供が生まれてから感じた後悔ポイントが比較的に多いです。
これからマイホームを建てる皆さんには、間取りで同じ後悔をしてほしくないので、我が家での失敗事例を共有します。
ぜひ参考にしてください!
洗面所が狭い(1坪)
洗面所が狭いのは一番後悔しているポイントです。
我が家の洗面所は最低限の1坪(2畳)しかありません。
洗面所が小さいと、問題がいくつか起こります。
問題点を順番に説明します。
大きいサイズの洗面台が置けない
我が家の洗面台のサイズは間口(W)=750mmです。
一般的な洗面のサイズはW=600mm,750mm,900mmなので、我が家の洗面も普通の大きさではありますが、家族4人で使うとやはり狭いです。
子供と一緒に使うことを考えると、大きさは出来ればW=1200mm~1500mmで、手洗いスペースが2カ所ある「2ボウル洗面」などにしたかったです。
↓こんな感じ
しかし、1坪の洗面所にそんな大きさの洗面台を置くと洗濯機などが置けなくなってしまいます…。
収納スペースが取れない
1坪のスペースに洗面化粧台と洗濯機を置くと、他のスペースはほとんど取れません。
本当は下着や子供の着替えをしまっておく収納棚などがあれば便利なのですが…。
我が家では仕方なく、ラックを置いて着替えの一時置き場としています。
朝の時間に渋滞する
朝はどうしても準備の時間がかぶってしまいますよね。
我が家では1坪のスペースに家族4人が集合することがよくあります(笑)
この時は着替えもろくに出来ません…。
仕方なくリビングに移動して着替えたり、先に違う準備をしたりと、何かと面倒です。
リビングや寝室の大きさは気にするのに、洗面所の大きさは気にしていない方は意外と多いかもしれませんね。
これから間取りを検討される皆さんは、洗面所は1.5坪~2坪程度にすることをオススメします。
子供部屋が広すぎる(6畳)
我が家の子供部屋は6畳が2部屋あり、それぞれにクローゼットもついています。
全体としては3LDKなので、LDKと寝室の他には子供部屋の2部屋しかありません。
なんとなく将来の子供部屋と考えて6畳を確保したのですが、今考えれば4畳半か5畳で十分です。
子供部屋が広いことで後悔しているポイントは3つあります。
順番に説明します。
子供部屋に6畳は広すぎる
思い出してみれば、僕が中学生の時に使っていた子供部屋は4畳半でした。
そして高校3年生まで4畳半の部屋で過ごしましたが、勉強机とベッドを置いても全く不便は感じませんでした。
子供は意外と広さを気にしないものです。
子供部屋が広すぎると、むしろデメリットの方がたくさん考えられます。
もちろん「開放的になる」や「ピアノが置ける」などのメリットも考えられますが、デメリットのほうが多いと思います。
このようなことを考慮すると、やはり必要なベッドや机が置ければ良いので、子供部屋の広さは4畳半もしくは5畳で十分です。
客間などの部屋のスペースがなくなった
子供部屋を広くしたことにより、他の部屋のスペースが無くなってしまいました。
我が家はリビングを出来るだけ広くしたかったため、1Fに和室など別の部屋は作っていません。
将来的に2人の子供が子供部屋を使うようになると、来客用の部屋がなくなってしまいます。
そのあたりを考慮しても、2Fに寝室と子供部屋以外の部屋を作っておくべきでした。
1つずつの部屋を狭くして3部屋作れば良かった
現在、我が家の子供は2人ですが、将来的に3人になる可能性もあります。
そうなると子供部屋が1つ足りなくなってしまいます。
子供がまだいない時に家を建てたので、これはある程度仕方ない部分ではあります。
しかし、仮に子供が2人しかいなくても子供部屋が3部屋あると、1部屋は客間や書斎にも出来ます。
そのあたりを考慮すると、やはり1つずつの部屋を狭くして、部屋数を確保しておけば良かったと思います。
これから家を建てる方は、リビングや寝室だけではなく、子供部屋の広さを十分検討してくださいね。
リビングの窓が足りなかった
我が家は、真南に近隣の家があるため陽当たりが非常に悪いです。
窓の位置を決める時に、陽当たりが悪く部屋が暗いということをあまり考慮していませんでした。
と言うか、もっと陽当たりが良いと思っていました…
東側は4mほどの私道に面しているため、通行人からの視線を考慮してわざと窓を少なくしました。
これが失敗で、窓が少ないために元々明るくない部屋がさらに暗くなりました。
結局、後から窓を増設して「暗い」という問題は解決しましたが、無駄な追加費用となってしまいました…。
窓を増設した方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。
ダイニングテーブルの正面にトイレがある
これは一長一短なのですが、我が家はダイニングテーブルからトイレが見える間取りになっています。
短所としては、
- 来客時に気を使う
- 消臭剤のニオイなどがリビングに入る
長所としては、
- 子供が安心してトイレへ行ける
- リビングとつながっているので寒くない
となります。
子供が食事中にトイレに行くと、子供のトイレの様子を見ながらご飯を食べるという謎の時間があります(笑)
それはそれで楽なのですが、将来的な事を考えると、やはりリビングとトイレはドアで仕切って別の空間にある方が良いのかなと思います。
まとめ
僕は住宅業界を経験して、数多くの成功&失敗事例を見てきたので、マイホームでは失敗しない自信がありました。
しかし、自信を持って決めた間取りでも建てた後に後悔することは少なからずありました。
特に間取りについては、実際に住んでみてから気づくこともありますので、ある程度は仕方ないのかもしれません。
ただ、多くの方にとってマイホームは一生に一回の買い物なので、出来る限り後悔はしたくないですよね
これから間取りを検討する方は、たくさんの間取り例を見て「後悔ゼロ」の家づくりを目指しましょう!
下記のサイトから無料でオリジナルの間取り作成もできるので、ぜひ試してみてください♫
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